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ストリートへ行こう 末廣光夫のジャズエッセイ
2009/11/9更新

 

 

2010年の話題

ブレダ・ジャズ・フェスティバル40周年行事に参加して

2010/07/05


神戸ジャズストリートの熱心なファンで、ブレダ・ジャズフェスティバルにも毎年欠かさず通い詰めている新美欣司・雅子ご夫妻のお友達、植杉さん(ドイツ在住)から、こんな感想が送られてきました。新美さんに誘われて昨年初めてブレダを訪ねてからすっかりファンになられたようで、今年は御夫婦だけでなく友人も御一緒に大いに愉しまれたようです。

「ブレダ・ジャズ・フェスティバル40周年行事に参加して」
  今年も7時間ドライブで、オランダのブレダ・ジャズフェスティバルを楽しんできました。去年お知り合いになった神戸ジャズストリ−ト主催者の末廣夫妻や、クラリネットの花岡夫妻、べ−スの小林さんとも親しくお話でき、ヨ−ロッパ在住の余禄を十分に満喫させてもらいました。
ブレダは今年40周年で、オ−プニングでは、シンボルカラ−のブル−とオレンジの紙吹雪がメインストリ−ト上空を覆い尽くし、更に飛行機2機が上空で曲技を披露するという力の入れ方でした。末廣さんに伺うとプレ−ヤ−もいつもより沢山招待されているとのことで、何やら得をした気分です。今年はとても寒かったのですが、演奏はいつものように明るく、熱気に溢れていて会場だけは真夏でした。
ここのトリを務めるのが神戸ジャズストリート賞授賞式ですが、今年も末廣暁子さんがユ−モアを交えた流暢な英語でスピ−チをされました。
今年選ばれたサクソフォンのエヴァン・ア−ンツェン氏は今にも泣き出さんばかりで、受賞の重みを周りに感じさせるひと時でした。そして続いてフィナ−レでの’We’ll Meet Again’の大合唱。感極まって泣きながら歌っている人が多く、独特の雰囲気です。
来年は歌詞を暗記して一緒に歌おう、と心に誓いました。

ドイツ在住 植杉 雅昭


今年のブレダ・ジャズフェスティバル
「神戸ジャズストリート賞」受賞者が決まりました。

2010/06/15


今年のジャズストリート賞は
カナダのバンクーバからの才人、エバン・アーンツェン君。

 写真にみられるように2メートルに近い身の丈、それよりも驚くことにニューオリンズ・ジャズから、テナーサックスでは1930年代のレスター・ヤングを彷彿させるから、嬉しい、聞けば25歳。 ほんまかいな?同郷のブリア・スコンベルグと同い年、しかも北欧からの移民の子孫のよう。
例の如く、ファイナルコンサートの会場で、神戸ジャズストリート賞の発表をすると、会場一杯の拍手、そしてファンから「本当にいいプレイヤーを選んだねぇ〜」と言われてちょっと鼻高だか。
さて、日本では誰と組ませようかなと思案中。たまには演奏者の方から名乗り出ては…。 

(JAZZ HOT LINE 最新号より/末廣光夫)


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