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ストリートへ行こう(末廣光夫のジャズエッセイ)


 
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ストリートへ行こう 末廣光夫のジャズエッセイ
2009/11/9更新

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ジャズエッセイ

「神戸ジャズ」の楽しみ方

 

「神戸ジャズ?それは神戸風なディキシーランド・ジャズのこと?それともニュータイプのジャズのことですか?」と問い質されるでしょうが、これはジャズの演奏スタイルを指しているのではありません。言い換えれば、ステージ場の演奏と、それを聴くファンの姿勢とでも言いますか。つまりジャズは、いやジャズに限らず全ての音楽は、聞き手があってこそ存在するものです。これが逆になると、独りよがりのジャズになって聞き手にとっては面白くありません。よくあるモダン・ジャズ以降の聞き手を無視したジャズに当てはまるでしょう。そこで神戸ジャズストリートを通して、聞き手のファンの楽しみ方を説いてまいりましょう。

・その一、ジャズはファミリーで楽しむもの。

確かに、今ジャズ・ファンの年齢は高くなりました。これは日本だけでなく、世界に共通する悩みで、これから先のジャズに対して危惧する大きな問題です。ところが神戸ジャズストリートでは、かれこれ10年前頃から打開策を講じております。その打ち出しは、「ジャズは旦那の趣味であっても、ご夫婦で楽しみなさい」と。この結果観客動員の男女の比率が年毎に女性が上昇してきました。これは子育ても終わって、ようやく夫婦水入らずで...というタイミングの良さもあったでしょう。すると奥様方は旦那に条件を付けたのです。「いいわ。お昼の間のあなたのジャズに付き合うわ。でも夕方からは私に付き合って...」と。これには旦那方も不承不承。ところが、そのうちに娘さんが付いてくるのではありませんか。かくして、神戸ジャズストリートは男女の比率が10ポイント上回って女性ファンが60%。客席は明るい彩りとなりました。

・その二、アフター・アワーズもいいもんだ!

アフター・アワーズというのは、本来はファンよりもミュージシャンたちが活用すべきものであります。1930年代以降、ジャズが隆盛を見るようになったのは、ミュージシャンたちがアフターのジャムセッションで腕を磨いたのです。
ところが、昨今ミュージシャン達はサラリーマン化したのか、夜の仕事が終わるとさっさと家路につく。「明日はゴルフの付き合いがあるもので...」という言い訳を聞くとがっかりします。これがアメリカの場合も日本とは変わりありません。特に西海岸の方ではアフター・アワーズどころかファンがジャズのライブハウスに立ち寄らなくなったのです。理由は飲酒運転が厳しくなって、罰金プラス高速道路の清掃作業の罰が付くというもので、ライブハウスが敬遠されて店は経営不振を訴えてクローズするという結果になったのです。事情は日本もかわりありません。でも神戸ジャズストリートの3日間は、年にこのときとばかり泊まりがけでファンは深夜遅くまでジャムセッションを満喫します。とくに外タレたちときたら「どうしてジャズストリートは夕方に終わるんだ!」と。それは夜のアフター・アワーズのためというと、それならばとばかり朝方近くまでジャムセッションをやっているとか。

・その三、ファンの母体はジャズクラブのメンバーたち

日本のジャズクラブというと、その多くがレコードを中心とした鑑賞団体であります。ところが関西のジャズクラブは、家庭にあってはレコードなりライブを録音したテープを楽しみ、ジャズクラブ主催のライブには積極的に参加する傾向にあります。つまり、このファン達は、ライブの演奏と録音された演奏と両方を聞く耳を持っているのです。はっきりいって、ジャズ評論家筋とか象牙の塔にこもったように家庭でレコードだけを聴いているジャズファンは、ライブの演奏の聴きわけが出来ないのです。それらは概ね活字からの知識が先で、例えばレコードのライナーノーツで褒めたたえていると、それを鵜呑みするきらいがあります。ということは、ブランド志向が強いということもいえます。
ところが神戸ジャズストリートを支えている多くのファンは、そのミュージシャンが有名無名に関係なく、自分の耳で判断して段をくだす正直さがあります。
総じて、神戸ジャズストリートに出演するミュージシャン、そしてファン達も含めて<神戸ジャズブランド>といえるでしょう。

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